というわけで。
青祓短編に、兄さんのことが嫌いな雪ちゃんのお話を更新しました。
なんというか。はい。
原作を読み返していて、ふと、やっぱり雪ちゃんにとって兄さんは特別に好きで特別に嫌いなひとなんだろうな、と。
何にも知らないで安穏と過ごす兄さんに怒りを覚えるものの、かといって全てを知ってほしいわけじゃなくて。
独りでいる兄さんを見て可哀想だと思うけれど、でも、独りでいてほしい。
そんな複雑な思いを抱えてきた少年雪ちゃんは、でも、兄さんが悪魔として本当に覚醒して、人間じゃなくなったのに、受け入れられている姿を見て、ようやく自分の感情を悟るんだと思います。
祓魔塾に入って、仲間ができて、楽しそうな兄さんの姿を見て、ようやく、自分は兄さんのことが好きなんだな、と。
そんなひねくれた15歳が書きたくて生まれた産物です(笑
はい、完全趣味暴走です。
でも15歳って微妙な年齢だし、そんな風にぐるぐるしてるのって可愛いですよね。

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